メイクの最後の仕上げのリップメイク!
男性のみなさんは、お化粧=口紅というイメージがあるくらい印象が強いものではないでしょうか?
実際リップメイクは選ぶコスメによっては、メイク全体から見てもかなり顔の印象に影響を与えるものになります。
ただ、その分失敗もしやすい部分なので、今回は 「女装さんのためのリップの塗り方&リップの選び方」 を詳しく解説していきます!
自然で魅力的な唇を手に入れましょう!
女装におけるリップメイクの重要性

メイクの最後の仕上げのメイクのリップメイクですが、選ぶコスメによって色をおいて華やかさをプラスしたり、ふっくら艶のある唇にしてセクシーで魅力的な印象にすることもできます。
では女装さんにおいてのリップメイク重要性はどうでしょうか?
結論から言うと、コスメ選びを失敗すると『おかまっぽさが上がってしまい逆効果』になってしまうのです。
せっかくベースメイク、アイメイクを可愛くできたのに、最後のリップメイクで全てが台無しになることも十分考えられます。
正直、合わないリップメイクをするくらいならリップメイクをせずにリップクリームを塗って終わりの方がいいことさえあります。
ですので、女装初心者さんは失敗しないリップコスメ選びを心がけることがかなり重要となります。
リップコスメの種類と特徴

上でも言ったように女装メイクでは、リップメイクの化粧品選びの失敗は、おかまっぽさを助長させてしまいます。
まずは失敗しないために、リップメイクに使うコスメの種類と特徴を把握しておきましょう。
リップスティック(口紅)

リップメイクといえばこれ!というくらい印象が強いリップスティック。
一般的には繰り出して使用するタイプがほとんどです。
特徴としては、唇に塗ると発色がよくしっかりとベッタリと塗れるのでかなり強い印象の唇にすることができます。
最近はカラーバリエーションも多く、自分の好みの色を選びやすいのも特徴です。
リップグロス

唇に艶や潤いを持たせることができるのがリップグロスです。
通常はリップスティックを塗った後に、艶や潤いをプラスするために使用することも多かったのですが、最近はリップグロス自体の発色も良いものが多く、いろんな色がつくものも多くなってきたので、リップスティックを使用せずリップグロスのみ使用する場合も増えてきています。
基本的には、リップスティックよりも色づきは弱く、その分艶や潤いのあるプルプルな唇を作れるコスメになります。
リップティント

最近よく見かけるようになったリップティント。
ティントは『染める』という意味のコスメで、その名前の通り、唇の上に色をのせるというよりは、唇自体を染めて色をつける感覚に近いコスメになります。
特徴としては、唇を染めるため圧倒的に色落ちがしにくく、食事をしてもマスクをしてもなかなか落ちないのが特徴です。
発色もよいのですが、元の唇の色を利用するので自然に仕上がりやすいのも特徴です。
女装さんにおすすめのリップコスメの種類
上記で紹介したコスメの中で、女装初心者さんにおすすめしたいのが、
『リップグロス』を単体で塗るか、『薄い色のティント』を選ぶと失敗が少なくおすすめです。
まず女装さんにおいてのリップの基本は、『赤など色の強いものを選ばず、あくまで自然な色で発色するものを選ぶ』ことが重要です。

上のように赤く口紅を塗るだけで何処かおかまっぽさが出てしまっていませんか?
このように色の強いものを選ぶとおかまっぽさを助長してしまうことがあるので、できれば自然に仕上がる色を選ぶことをおすすめしています。
その点、リップグロスは薄く色がついているものが多く、あまり失敗が少ないのと、最近流行りのリップティントは自分の唇の色を利用して発色するので自然に仕上がることが多いので、どちらも女装初心者さんにおすすめです。
逆にリップスティックは色がのりやすく強く濃い色が出やすいので、女装初心者さんは避けた方がいいかもしれません。
リップメイクの基本の塗り方
リップメイクに必要なコスメが準備できたら、まずは基本のリップメイクの塗り方を解説していきます。
STEP1、リップクリームを塗る
リップメイクをする前にリップクリームを唇にあらかじめ塗っておきます。
これは、唇の潤いを保湿する意味と、リップコスメの色落ちをカバー、唇荒れを防ぐ効果があるので必ず塗っておきましょう。
STEP2、リップの輪郭を塗る
次にリップコスメを唇に塗っておくのですが、まずは唇の輪郭に沿って塗っていきます。
こうすることで失敗が少なく綺麗なラインで仕上げることができます。

リップスティックなどで細かいところが塗りにくい場合はブラシにとって使用すると塗りやすいです。
一応リップのラインを自分で調整することで、唇を理想の形に変形することができますが、初心者さんはまずは唇に沿って使用して、慣れてきたら挑戦してきましょう。
STEP3、リップの全体を塗る
リップラインを塗ることができたら唇の中の部分を埋めるように塗っていきます。
塗り残しがないようにしっかりと塗ります。

塗った後に唇同士を『ンパッ』として全体に馴染ませます。
STEP4、最後の仕上げ
リップが全体に塗れたら、最後の仕上げをしていきます。
リップスティックなどの色がかなり強く出るものは好みの色の濃さになるまで、ティッシュなどで唇を軽く咥えて余分な色を落としていきます。
唇に塗ってティッシュでオフを数回繰り返して好みの色にしていきましょう。
リップティントに関しては、塗った後に唇が染まるまで少し時間がかかるので、塗った後にすぐにマスクなどせずに少し時間を置いてからマスクするなどしましょう。
まとめ
メイクといえば口紅というほど印象の強いリップメイクですが、女装さんにおいてはいかに自然な色に発色良く仕上げるかがポイントとなっています。
具体的には、かなり濃く色が出てしまうリップスティックは避けて、軽く色ののるリップグロスや、自然に馴染みやすいリップティントの使用をおすすめします。
塗り方のポイントとしては、リップクリームで保湿した後に唇の縁を塗って、全体を塗る方法が失敗が少なくできます。
おしゃれ上級者やメイクに慣れてきた女装中級者さんはいろんな色のリップを取り入れてみて、おしゃれの幅を広げていくこともメイクの楽しさだと思います!
それではみなさま楽しい女装ライフをお送りください!ではまた!