女装さんの為のアイシャドウメイクの基本とやり方|綺麗&かわいい目元を作るコツ

女装メイク

メイクの中でも「雰囲気が一気に印象が変わる!」と実感できるポイント、それがアイシャドウメイクです。

目元は顔の印象を大きく左右するため、少しの工夫で「かわいい」「美しい」「大人っぽい」など、さまざまなイメージを演出できます。

でも、「どの色を選べばいいの?」「どうやって使うの?』と悩んでしまう女装さんも多いのではないでしょうか?

この記事では、初心者さんでもわかりやすいアイシャドウの基本の塗り方から、失敗しないコツまで詳しく解説します。アイシャドウで、もっと魅力的な目元を手に入れましょう!

アイシャドウメイクで目元を華やかに!

アイシャドウメイクとは、色のついた化粧品を目の周りにつけることで、目に立体感をつけて目を大きく見せたり、目元に色をのせて目元を華やかにすることができるメイクのことを言います。

ラメがついているものやツヤがあるもの、マットな質感に仕上がるものなど、たくさんの種類のアイシャドウが出ています。
その為、選ぶアイシャドウでメイクの仕上がりの印象もかなり左右されるので、自分好みの仕上がりになるお気に入りのアイシャドウを見つけましょう!

女装におけるアイシャドウの重要性

顔の印象を作る上で、かなり重要なメイクがアイシャドウと説明しましたが、女装メイクにおけるアイシャドウは女性のメイクの時と少し異なる場合があります。

先ほど、アイシャドウをすることで目に立体感を作ることができると解説しましたが、女装メイクでは立体感を作ることで逆に男らしく見えてしまうことがあります。

それは、男性と女性の骨格によるものなのですが、女性は男性の顔に比べて凹凸が少なくできています。逆に男性は女性よりも凹凸が大きくほりが深い傾向にあります。

上の写真で比べて欲しいのですが、目の間の窪みが男女で全然違いますよね。

女装においては、基本的には目のほりを深くしてしまうとより男性っぽく見えてしまうことがあります。
その為女装メイクでは、目の上のまぶた部分はあまり濃くアイシャドウを入れることをおすすめしません。

女装メイクのアイシャドウは【控えめ】が基本となることを覚えておきましょう!

アイシャドウの種類


アイシャドウには様々な種類があり、主に次の3つに分けられます。

  • パウダータイプ
  • リキッドタイプ
  • クリームタイプ

それぞれのタイプで特徴が違うので一つ一つ見ていきましょう!

パウダータイプのアイシャドウ

アイシャドウの中で最も一般的なのがパウダータイプのアイシャドウです。
粉状になっていて、チップやブラシ、指などにとって使用します。

パウダータイプのアイシャドウは一番一般的なタイプということもあって扱いやすく、初心者さんにはおすすめのアイシャドウになります。

また単色だけでなく、いろんな色がセットになっているパレットタイプがあります。

初心者さんは上のようないくつかの色が一緒に入っているパレットサイプがおすすめです。

リキッドタイプのアイシャドウ

名前の通り、液体状のアイシャドウとなります。液体状のため、薄くつけることができるものが多く、厚化粧になりにくいのが特徴です。

また、ラメなどのキラキラした成分が入っていることが多く、つけた後に華やかな目元にしやすいのも特徴です。

クリームタイプのアイシャドウ

リキッドタイプよりも水分量が少なく、パウダータイプよりも水分量が多いクリームタイプのアイシャドウです。

クリーム状になっているので肌馴染みがよく、化粧崩れがしにくいところが特徴です。

また、発色の良いものが多く、鮮やかなアイシャドウを作るのにも向いています。

アイシャドウメイクの基本のやり方

アイシャドウに必要な化粧品が準備できたら、次はアイシャドウを実際に目元に塗っていきましょう!

今回は以下のようなパレットのパウダータイプの基本的なアイシャドウの塗り方を解説します。

1、一番薄い色をアイホールに塗る


まず最初は、パレットの中の一番薄い色をアイホールに塗っていきます。(真っ白やラメが強いものは除く)

このように目を閉じてまつ毛の生え際から上に円になるように塗っていきます。

2、中間色を間に塗る


次に先ほど塗った色よりももう一段階暗い色をまつ毛の生え際から重ねて塗っていきます。


このように先ほど塗ったところよりは少し小さめに塗って、馴染ませます。

3、目の際のラインと目尻に一番濃い色を塗る

最後に目の際のラインと目尻の方まで、パレットの一番濃い色を塗っていきます。


これで全体を馴染ませて綺麗なグラデーションになったらアイシャドウは基本は完成です。

※目尻の下や目頭の下にもアイシャドウをのせても◯

基本は目の上側に塗って使用するアイシャドウですが、目の下側に塗ることでメイクの印象を変えることができたりもします。

このように目尻の下にアイシャドウを塗ることで垂れ目な印象を与えたり、目頭の下にラメの入った明るい色を載せることで目元を華やかに見えることができたりします。

アイシャドウにも正解はないので、自分にあった塗り方を色々と試してみましょう!

失敗しないアイシャドウのポイント


アイシャドウやメイクには正解はないのですが、女装初心者さんには避けた方がいいアイシャドウのポイントもあります。
それをいくつかご紹介しますにので、メイクする時の参考にしてみてください。

カラフルな色のアイシャドウを選ばない

アイシャドウの色についてですが、アイシャドウにはたくさんの色が存在します。
基本のブラウン系からクールなブルーやグリーン、可愛いピンクやレッドなどいろんな色があります。

その中でも女装初心者さんが最初は選ばない方がいいものが

『カラフルな色のアイシャドウ』です。

カラフルな色というのは肌の色に存在しない系統の色のことで、パープルやブルー、グリーンなどがそれに当たります。また、レッドやピンクでも鮮やかさが強いものもこれに当たります。

理由としては、カラフルな色=ドラッグクイーンなどのイメージが付きやすく、いわゆる『昔ながらのおかま』のイメージになりやすいのです。

もちろん、メイク上級者ではうまくカラフルな色をとり入れて華やかにすることもできますが、初心者さんやそもそも男性にはかなり難しいメイクとなります。
最初のうちはそういったカラフルなアイシャドウは選ばずに、自然に仕上がりやすい、色が控えめなアイシャドウを選ぶようにしましょう。

具体的にはブラウン系や少し赤みのあるブラウン系のパレットがどんなメイクに合いやすくおすすめです。

目の周り全部をアイシャドウで囲わない

なぜか上手くいかないというアイシャドウのポイントとして、アイシャドウを目を囲うようにして全体に塗ってしまっているということがあります。

このように目の周り全体を塗ってしまうと、可愛い、綺麗というよりは少し怖いダークな印象になってしまいます。

もちろんそういったメイクの種類がないわけではないのですが、可愛い綺麗を目指す女装初心者さんは最初は避けた方が可愛くなりやすいです。

メイクも時代によって流行り廃りがあります。
こういった流行にそぐわないメイクをするということは、違和感の原因になりやすいので注意しましょう。

まとめ

アイシャドウは、メイクの中でも全体の印象を決める大事なパートのひとつです。

色の組み合わせや塗り方で、いろんな自分に出会えるはず!

初心者さんはまず、ナチュラルなブラウン系から始めてみましょう。

そして慣れてきたら、ピンク系やラメを取り入れたりして、さらに個性をプラスしていくのもいいですね。
何度も挑戦して、自分にあったメイクを探してみましょう!

それではみなさま楽しい女装ライフをお送りください!ではまた!

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